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もうすぐ“ひな祭り”

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ひな祭りに欠かせないのが「ハマグリ」です。
ハマグリの二枚の貝殻をはずしてしまうと、他の貝殻とは決してピタリと合うことがありません。
(試したことがありますが、これは本当です!)
そのため夫婦和合と女性の貞節の象徴とされ、ひな祭りの祝い膳にはハマグリが添えられます。
ハマグリは女性の美徳や幸せにつながる貝なのです。

身が太る旬の時季は春。
ひな祭りに頂くのは最高の時季でもあるのです。

ハマグリの持つエキスは旨味と栄養がたっぷりです。
それを最大限にいかすのは、お吸い物やお鍋です。
ひな祭りに、ハマグリと菜の花のお吸い物はいかがですか?

その他、焼ハマグリや酒蒸し、クラムチャウダーやお寿司など、いろいろな料理で楽しめますよ♪
焼ハマグリをする際には、おいし~いお汁がこぼれてしまわないようお気を付け下さいね。
火にかける前に蝶番の外側にある黒い突起部分(靭帯)を包丁で削り落として下さい。
そうすると貝の口が開かず、汁がこぼれません。

ビタミン1、ビタミン2、ビタミン12、さらには貝には珍しくカルシウムも多く含んでいます。
その上、低カロリー。
嬉しいですね!

お買い求めの際には、殻の色艶がよく、口がしっかり閉じているものをお選びください。
ちなみにハマグリ同士を打つ合わせたときに高く澄んだ音がすれば生きています。
ボコボコ鈍い音がしたなら・・・、おやめください。

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こちらは国産の大ハマグリの殻です。
先日お買い上げ下さったお客さまから、“殻だけ”頂きました。

ハマグリの殻は古来より、いろいろなことに使われてきました。
「貝合わせ」や「碁石」。
「貝合わせ」は、後に「歌貝」という遊びを生み、それが小倉百人一首の原型となったそうです。

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頂いたハマグリの殻で、お内裏さまとお雛さまを作ってみました。

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ただ今、わが町「玉島」のとある場所に飾ってくださっています。
ありがとうございます(^^)

現在、「玉島港築港350年 ももの郷てまり雛づくし」期間中。
たくさんのお雛さまに出合える、風情ある雅なイベントです。
興味のある方は是非お越しくださいね。

by uodonya | 2009-02-27 19:45 | 旬の魚(春)  

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