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ワタリガニのオスとメスの見分け方

昨日紹介しましたワタリガニですが、オスとメスを別々にアップしております。
さて、写真をご覧になってすぐにオスとメスの区別がついた方がどれくらいいらっしゃったでしょうか?
「裏返せば分かるよ~!」とおっしゃる方は多いと思いますが、甲羅の表側から見るとどうでしょう?
パック詰めをされていて「どっち?」と思われた経験のある方もおられるのではないでしょうか。
(表示されていれば安心ですが)



問題です。
この写真、どちらがオスでどちらがメスでしょう?
(何だか“間違い探し”のような気分です)

ワタリガニのオスとメスの見分け方_f0175403_12341556.jpg





答えは、下の写真でどうぞ。


ワタリガニのオスとメスの見分け方_f0175403_12345743.jpg





正解は、上がオス、下がメスでした。
ここでもう一度表側から映した写真をご覧になってください。

オスの方は爪のある足を折り曲げた時、甲羅の幅よりも足が長いのをお分かり頂けるでしょうか?
メスの場合はというと、甲羅の幅とほぼ同じくらいの長さなのです。
そしてこれは微妙な感覚ですが、オスよりもメスの方が丸みを帯びた体型をしています。
鮮魚売り場でワタリガニを見かけたら、是非じっくりとご覧になってみてくださいね。

活きたカニをお買い求めになった際には、早めに〆られることをお薦めします。
「活きている=鮮度がいい!」と思われている方が結構いらっしゃいます。
しかし、カニや蝦蛄などは放っておきますと身がやせてしまうのです。
氷や目打ちで早めに〆て、茹でた状態で保存してください。

ちなみに―。
カニは茹でた翌日のほうが甘みが増して美味しく召し上がれます。
お試しくださいませ。

by uodonya | 2008-10-19 12:36 | 市場日記(今日の出来事)  

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